本日は「みそかじつ。」が独自にお贈りする特集記事になります。
→おりたメンタルクリニック・メンタルヘルス科
傷病手当金というセーフティーネット
私たちの身のまわりには多種のセーフティーネットが用意されており、万が一、働けなくなった場合のものとして傷病手当金があります。
傷病手当金とは、病気やケガなどの理由で、一時的に働けなくなってしまった場合、その期間の生活を保障するために設けられた制度です。
傷病手当金の支給を受けられるのは健康保険(全国健康保険協会や健康保険組合)に加入していることが条件なので、自営業者や個人事業主などが加入する国民健康保険の加入者は対象外となる点に注意は必要ですが、健康保険にさえ加入していれば、雇用保険の支給対象とはならない会社の代表者も支給を受けられるため、いざというときに重宝できます。
業務と関係ない理由でOK
傷病手当金を受給するには4つの支給条件を満たす必要があります。
まずは、業務内ではなく、業務と関係ない理由での病気やケガで就業できない状況にある、という点です。
業務内の病気やケガの場合には労災の対象となるなど、利用するセーフティーネットが異なります。
次に、就業できない状態であると判断される点です。
この判断は、産業医やかかりつけ医などの意見がもとになります。
3つ目は、連続する3日間を含み4日以上就労できない状況である点です。
3日間連続で働けない状況が続いた後、4日目以降から支給開始されるなど、いくらかややこしいルールが設けられています。
最後に、休業日に対して給与が支払われていない点、があります。
これらの4つの支給条件を満たすと、傷病手当金が支給されます。
支給額は“(支給開始前の過去12カ月の各月の標準報酬月額を平均した額)÷ 30日 × 2/3 = 傷病手当金の支給日額”という計算式によって導かれます。
ざっくりとご紹介するなら、月収20万円の方であれば、1ヶ月あたりの傷病手当金の支給額は13万円ほどになりますので、おおよそ65%と考えておけば計算しやすくなります。
傷病手当金の支給を受けたいなら?
傷病手当金の申請は支給申請書に必要事項を記入して提出し、加入先の全国健康保険協会または健康保険組合の審査を受け、そこで適正であると判断された場合に支給が決定されます。
支給申請書には本人、医師、事業主の3者がそれぞれ記入しなければならず、審査にかかる時間はおおよそ2~3週間かかるため、なるべく効率良く動かなくてはなりません。
しかも、申請は本人が請求手続きを行うため、間違いのないよう手続きを完了させなくてはなりません。
このようなフローを辿って、やっと支給される傷病手当金の申請は決して簡単なものではありませんが、働けない期間の生活の糧を得るためには、どうにか支給を受けなくてはなりません。
特に難しそうに思えてしまうのが、医師の記入欄ではないでしょうか。
病気やケガで通院している状況であればすぐに相談できるかもしれませんが、心の病を原因として休職したい場合、どこかクリニックへかかっている状況でなければ申請をスムーズに進められませんし、初めて診察を受けに行くのもハードルの高さが気になってしまうでしょう。
もしも、心の病を原因に、医師の診察を受けて休職し、働けない期間は傷病手当金の支給を受けたいとお考えであれば、おりたメンタルクリニックへとご相談してみてはいかがでしょうか。
オンライン診療のおりたメンタルクリニック
おりたメンタルクリニック・メンタルヘルス科は東京都中央区日本橋にあり、休職相談を扱う”オンライン診療専門のみ”の診療部門を運営していますので、遠方にお住まいの方も利用できるクリニックです。
初診から普段の診療まで、すべてオンラインで完結できるので自宅にいながら必要な医療を受けられますし、最短で当日内の診断書の発行・郵送に対応してくださるほか、傷病手当金申請書の医師記載欄作成にも対応していただけるので、傷病手当金の申請に必要なステップをすべてオンラインのみで一括完了させることができます。
傷病手当金の受け取り早く動くに越したことはない
心の病のケアについて、社会が関心と理解を寄せてはいますが、いざ自分が診療を受けたほうがいいのではと思っても、独特の敷居の高さを感じてしまい、なかなか医療機関に足を運べない方も多いと思います。
しかし、今回ご紹介したオンライン診療を利用すれば、何も気にせず受診できますので、気持ちもずっと楽になるでしょう。
おりたメンタルクリニックが展開しているオンライン診療について詳しく知りたい方は、まずホームページをチェックし、一通りの情報に目を通してみてください。
オンライン受診の流れについてわかりやすく説明されているほか、適応障害、うつ病、自律神経失調症、過敏性腸症候群、コロナうつ、などについて個別に詳しく症状などが取りまとめられているため、自分が当てはまるかどうか簡単にチェックできます。
おりたメンタルクリニックのオンライン診療は2022年春にオープンしたばかりですが、すでに電話がつながりづらくなっているとのこと。
しかし、ホームページ内のお問い合わせフォームからご相談すれば、スムーズに対応を受けられるようなので、傷病手当金の支給を一刻も早く受けたいとお考えであれば、できるだけお早めにお問い合わせしてみることをおススメします。
休職・復職相談も考えた病院
今回ご紹介したホームページにも記載されていますが、心の病を抱えている方が想像以上に多いせいか、メンタルクリニックの初診の予約は数ヶ月待ちとなっているクリニックも珍しくないとのこと。
つまり、皆さまが生活圏内で通えるクリニックを頼ろうにも、なかなか応じてもらえないケースが少なくないことを意味しています。
このような状況に陥ってしまえば、傷病手当金を受給できないままなので、我慢して働き続けなくてはなりませんし、どうしても我慢できなくなったときには生活そのものも破綻してしまいかねないなど、多々のリスクが考えられます。
おりたメンタルクリニックのオンライン診療は休職・復職相談に特化している強みもあるため、傷病手当金の申請についても相談しやすいのが魅力です。
とても気軽にお問い合わせできるクリニックなので、是非この機会にオンライン受診を受けてみてはいかがでしょうか。
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