140℃耐熱で削りやすいPLAフィラメントLFY3M

本日は「みそかじつ。」が独自にお贈りする特集記事になります。
Nature3D サクサク削れて接着できる140℃耐熱PLAフィラメント LFY3M


 

理想を体現できる3Dプリンタ

好きなモノを作ることのできる3Dプリンタは、人々が持つ幅広い趣向に応えてくれるものであると同時に、それらの人々に“より良いモノを作りたい!”という想いを抱かせるものでもあります。

より良いモノを作ろうとした場合、造形データの精度を高めて理想に近づけていくことも大切ですが、それ以上に3Dプリンタで使用する素材選びが重要となってきます。

少しイメージするだけでもわかると思いますが、素材がイマイチであれば、機械が造形データ通りの加工をしづらいため、仕上がりが大きく変わってしまうのが理由です。


PLA樹脂とABS樹脂

3Dプリンタで使用する素材の代表的なものは、PLA樹脂とABS樹脂があります。

詳細は割愛しますが、どちらのほうが素材として優れているかといえば、前者のPLA樹脂だと評価する場合がほとんどなのですが、PLA樹脂は硬くてやすりがけなどの後加工が大変という弱点があります。

また、ABS樹脂に比べて低い温度でも力が加われば歪んでしまうといった耐熱性も弱点のひとつであるとされています。

つまり、これらの2点がカバーできるPLA樹脂であれば理想的な3Dプリンタの素材と考えられます。

そこで探してみたところ、“→サクサク削れて接着できる140℃耐熱PLAフィラメント LFY3M
”という素材を見つけましたので簡単にご紹介してみたいと思います。


「ほしい」は尽きない! 素材の悩みすら技術の進歩で解決

LFY3Mはそのネーミングの通り、PLA樹脂にも関わらずサクサク削れるため、思い通りの造形を再現しやすくなっているほか、アニール処理を行えば140度までの熱に耐えられるなど、PLA樹脂の弱点をカバーできている素材です。

より詳しくは、LFY3Mの特性について紹介されているコチラのホームページ(Nature3D サクサク削れて接着できる140℃耐熱PLAフィラメント LFY3M)をご覧いただければ、削っているときの動画なども掲載されているため、イメージが掴みやすいと思います。

低融点合金鋳造用のモールドとして使用すれば、金属製のアイテムも作れますので、これまで以上に幅広い楽しみ方ができるようになるでしょう。

より良いモノを作ろうと思えば、次々とリリースされるモノづくりに関するツールはこまめにチェックしていかなければなりません。

なかでも、造形に大きく関わる素材は尚更なことでしょう。

今回、ご紹介したLFY3Mを試してみて、これまでの素材との違いや出来上がったモノの質を比較してみてはいかがでしょうか。

きっと新たな気付きが得られると思います。



Nature3D